2009年には新型インフルエンザが大流行の時期を迎えました。
元々は豚の間で流行っていた強いインフルエンザが、農場なので豚から人に感染して人の間で広まったものです。
日本では当初「新型インフルエンザによる感染症」として感染者は隔離されて強制入院させられました。
しかしながら発生後しばらくした6月19日に厚生労働省が方針を変更し季節性のインフルエンザと同様の扱いにすると発表しました。
そのため隔離されていた人たちは解放されて、症状が重くない人に関しては自宅療養という形になりました。
そもそも2009年4月にメキシコで大流行した新型インフルエンザ。
そこから世界的流行をみせ、6月12日に世界保健機構のWHOが「パンデミック」と宣言して世界的な流行と位置づけられました。
警戒レベルもフェーズ6までいきました。
この新型インフルエンザが世界的に大騒ぎとなったのは、メキシコでの死亡率が高いと報道されたからでした。
しかしながら実際には季節性のインフルエンザと比べても死亡率は0.1%高い程度でした。
高齢者に死者がいないことなどから、過去に流行して高齢者には体内に抗体があるのではないかとも考えられました。
サンプル調査で調べたら、免疫が確認されたのは新潟で90歳以上、福岡県で行った調査では60歳以上の人で40%、アメリカでは65歳以上は感染者のうち1%もいませんでした。
このようなことから、重篤化する可能性がある妊婦、5歳以下の乳幼児、60歳以上の高齢者、持病のある人などに特にワクチンによる予防が必要と考えられました。